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Founderの評判は?利用上の注意点&代表福田氏の実績も解説

経営者&投資家マッチングサイト Founder

日本でもNISAやiDeCoなど、投資をしていく風潮が広がってきました。

Founderはそんな投資を活性化させるための日本最大級の経営者&投資家マッチングサイトです。

本記事では、Founderのサービス内容や、代表である福田社長の経歴と実績や評判、そしてFounder利用時の注意点について、詳しく解説していきます。

ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

Founder(ファウンダー)とは?

参照:Founder公式

Founderは「起業できない人を減らす。起業家をもっと増やし、日本の経済発展に貢献する。」という理念のもと、2017年に福田 拓哉氏が立ち上げたマッチングサイトです。

自分のビジネスを立ち上げたい起業家がサイト上にビジネスアイデアを投稿し、そのアイデアに賛同し投資したい投資家との出会いの場を提供します。

この場で生まれた新しいビジネスアイデアは、事業として世の中に貢献し、日本経済の活性化に役立つという好循環が期待できます。

以下がFounderの特徴です。

Founderの特徴
  • 経営者と投資家がマッチングできるサイト
  • メッセージ送信が有料なので詐欺事例が大きく減少
  • 本人確認システムで信頼できるので安心
  • 成功事例が掲載されていて参考にしやすい

経営者と投資家がマッチングできるサイト

Founderには2024年3月時点で起業家34,000名以上、投資家6,400名以上の登録がある日本最大級のマッチングサイトです。

この登録者数からわかるようにFounderは、起業家にとっては資金調達のチャンスが広がる場になります。

一方、投資家でいうと、未来を担うビジネスアイデアや面白いビジネス、今後発展しそうな事業に出会える場になるのです。

メッセージ送信が有料なので詐欺事例が大きく減少

Founderでは、起業家と投資家の間でのメッセージ交換が有料となっています

そのため、安易にメッセージを送ることが難しく、詐欺の防止や悪質な利用者による妨害行為を削減できる仕組みです。

メッセージを送り合う際のハードルが高くなることで、質の良いユーザーのみが集まり、詐欺防止だけでなく有意義な意志疎通ができるでしょう。

本人確認システムで信頼できるので安心

Founderでは、運転免許証のような身分証明書を使って本人確認登録をします。

本人確認を行うことによって、身分を偽ってサイトを利用することはできません。

そのため運営側にきちんと身分が証明され、サイトユーザーの質の悪化を防ぎます。

また、サイト上で起業家、投資家双方が建設的にコミュニケーションを取れるため、信頼性の高い情報がサイトに集まり、起業家にとってはアイデアのブラッシュアップが見込めます。

投資家にとってはより魅力的なビジネスアイデアを見つけられる機会が多くなるでしょう。

成功事例が掲載されているため参考にしやすい

Founderの公式サイトでは、実際に成立した件数や成功事例のインタビューなど掲載しています。

インタビューには写真も掲載されており、実体験ベースで起業におけるプロセスを感じられます。

もし起業に悩んでいるのなら、まずはこちらの内容が参考にしてみてください。

Founderの運営理念

Founderは、「起業できない人を減らす。起業家をもっと増やし、日本の経済発展に貢献する。」という運営理念を掲げています。

日本ではフランスやイギリス、アメリカと比較すると起業率が低い傾向にありました。

※参照:中小企業庁「2 起業の実態の国際比較」

ですが、近年では日本でもビジネスを興す風潮が強まってきています。

そんな風潮を後押しするように、Founderもサービスを提供しています。

Founderの社風

Founderの社風の大きな特徴として、「自由なリモートワーク」を重視していることがあげられます。

多くの社員が自宅や外出先から業務を行っており、会議もZoomを利用したリモート会議が頻繁に開催されています。

これはコロナが流行する前から導入されていました。

オフィスには十分なスペースが備えられていますが、総務や経理など一部のスタッフしか出社しません。

こういったどこにいても仕事ができる、自由かつ場所にとらわれず仕事ができる環境によって多種多様な人材が働きやすくなっています。

Founder(ファウンダー)代表:福田 拓哉氏の経歴と実績

ここからはFounder創始者、福田 拓哉氏の経歴と実績をみていきます。

福田氏がFounderを作り上げるまでの過程をみることで、よりFounderの会社自体も理解できるはずです。

1. 金融ポータルサイト:資金調達プロの運営

Founderの福田氏は2015年、「資金調達プロ」という金融ポータルサイトをリリースしました。

このサイトは、企業の資金調達方法に関する情報提供を主な目的とし、数多くの企業が資金調達の参考にできるよう作られたポータルサイトです。

サイト上では、次のような資金調達のオプションが設けられており、事業者はさまざまな方法で資金を集められます。

  • 銀行融資
  • ベンチャーキャピタルからの投資
  • クラウドファンディング
  • 政府補助金や助成金

多岐にわたる資金調達オプションについて詳細情報を提供しており、それぞれの方法のメリットとデメリットを明確に説明しています。

このように、資金調達プロは企業が自社に最適な資金調達方法を見つけるために便利なプラットフォームです。

そして代表の福田氏は、このサイトを2018年東証一部上場企業に6億2000万円で売却しました。

この金融ポータルサイトである「資金調達プロ」の立ち上げと売却は、福田氏が残す数々の実績のなかでも代表的なものです。

福田氏は22歳の頃からアフィリエイト事業に携わっており、自身でウェブサイトを制作し、アフィリエイトによる収益を得ていました。

ここで得た経験が「資金調達プロ」の成長にも生かされていたのでしょう。

2.ユービジョン設立

また、福田氏は2010年に「ユービジョン」の設立もしています。

「ユービジョン」は、インターネット広告ビジネスおよびWebサイトの制作・運営を行う会社です。

このユービジョンが「資金調達のプロ」を約3年で日本でも有数な金融ポータルサイトへ育てました。

「ユービジョン」と「ファウンダー」という会社は、どちらも福田氏が設立した企業です。

ユービジョンは約10年前に設立され、これまでに金融や美容などのアフィリエイトサイトなどの様々な自社メディアを運営しています。

一方、ファウンダーは比較的新しい会社で、起業家と投資家のマッチングサイトを運営することを主な目的として約5年前に設立しました。

現在ではサイト運営以外にコンサルティング業務もあわせて行っています。

両社の設立の背景には、ユービジョンが様々なメディアを運営するのに対し、ファウンダーは起業家と投資家のマッチングサイトとして独立させるために設立しました。

このように、「ユービジョン」と「ファウンダー」は、それぞれ異なる事業領域で活動することによって、より効果的かつ専門的なサービスの提供をしています。

3.現在の事業展開内容

現在では、「DX-PLAN」という投資家や企業向けに新規事業の開発・運営を支援するサービスも展開しています。

DXとは「デジタルトランスフォーメーション」のことを指し、現在では政府も推奨しています。

DX-PLANでは、デジタル技術を活用して新たなビジネスモデルを構築することに重点を置き、クライアント企業が市場での競争優位性を確立できるように導くサポートを行っています。

最新テクノロジーの適用だけでなく、企業文化や組織構造の変革まで行うため、各企業の現状を深く理解し、カスタマイズされた解決策を提供しています。

現在、複数の事業を展開しており、その中にはウェブサイトの制作や起業支援などの事業も含まれています。

特にDX-PLANではDX支援や新規事業の立ち上げに注力しており、コンサルティングなど様々な取り組みを行っています。

この取り組みは、クライアントがデジタル化や新たな事業展開を行う際に必要なアドバイスやサポートを行い、企業の成長の手助けをします。

福田氏の現在の目標は「DX-PLANの利用者拡大とサービスを利用した企業の成長を支援していくこと」です。

これから新規分野での起業したい起業家やそんな起業家をサポートしたい投資家にとっては大きな手助けとなることでしょう。

4.今後のビジョン

福田氏の今後のビジョンは、「起業家と投資家をつなぐマッチングサイトであるFounderを通じて、日本の新規事業開発を一層強化し、支援すること」です。

これは福田氏の起業家としての情熱と、社会への深い責任感から生まれています。

福田氏は今後もDX-PLANの事業展開に重点を置いて、新規事業コンサルティングの取引先を増やし、支援を拡大していくでしょう。

目標として「クライアントの成功に向けて積極的にサポートし、彼らの利益や業績に貢献すること」を掲げています。

これはクライアント企業の成長を促進し、さらには日本経済の発展への貢献することでしょう。

Founder(ファウンダー)でできること

Founderの最大の特徴は、起業家と投資家が直接コミュニケーションを取り、相互に情報を交換できる点です。

双方がより迅速に情報を入手できるため、効率的なマッチングが実現できます。

その他にFounderでできることを以下にまとめました。

  • エンジェル投資家やベンチャーキャピタルからの資金調達
  • 日本政策金融金庫、信用保証協会、銀行融資のサポート
  • 起業・経営・財務コンサルティング
  • ビジネスローン、ファクタリング、助成金、補助金、私募債、手形割引
  • デットファイナンス、エクイティファイナンス、クラウドファンディング、第三者割当増資

Founderは、起業家と投資家双方にとって新たなチャンスを広げる場として活用できます

1.投資家のメリット

投資家にとってFounderの最大のメリットは、いろいろなアイデアを持つ起業家を知ることができることです。

実際の人間関係だけでは難しい出会いも、Founderを通じて自身の投資戦略に合った、いろいろな投資先が簡単に探せます。

その他にも、投資家にとって以下のようなメリットがあります。

  • 投資先の信頼度を確認できる
  • 分かりやすいシステムで利用しやすい
  • 少額の月額7,260円(税込)から投資ができる

投資家にとっての主なメリットは、まず多様な事業プランへのアクセスです。

マッチングサイトを通じて、投資家は様々な事業プランにアクセスできるため、たくさんある投資先の中から効率的に探すことができます。

さらに、マッチングサイトを活用することで、投資家は多くの起業家と簡単に出会うことができます

これにより、なかなか見つからない投資先とマッチングする可能性が大きく増えます。

投資家は効率的にビジネスパートナーを見つけることができるので、負担の大きな軽減になります。

また、Founderには各メディアに取り上げられるほどの大きな知名度があります。

この評判を聞いた、多くの起業家がサイトに集まることでしょう。

こういった点が、投資家がマッチングサイトを活用する際のメリットです。

2.起業家のメリット

起業家にとっての最大のメリットは、自身のビジネスプランを直接投資家に提案できることです。

Founderを通じて投資家と直接メッセージでコミュニケーションを取ることで、従来の資金調達方法よりもスピーディーに、かつ効率的に資金調達の機会を得ることができます。

その他にも、起業家にとってFounderは以下のようなメリットがあります。

  • 登録されている投資家の数が多いので、探しやすい
  • 投資家と出会う機会が増え、チャンスが広がる
  • 他の起業家とメッセージのやり取りができるので情報共有ができる

起業家にとっても、マッチングサイトを利用することには多くのメリットがあります。

そのメリットは「投資家との出会い」です。

本来は、なかなか出会うことのできない投資家と出会うことができます。

また、ピッチコンテストやビジネスコンテストへの参加を通じて、プレゼンテーションの機会があるのもメリットです。

ここで目を引き、アイデアに賛同してくれる資本家を見つけることもできます。

さらに、自ら資料を作成して投資家に送ることで、投資家に興味を持ってもらうことも可能です。

マッチングサイトを活用することで、起業家は効率的に投資家を見つけられます。

また、ほかの起業家とのメッセージのやり取りを行うことで、新しいアイデアの発見や有用な情報をもらうこともできます。

これは同じ目標を持つ起業家としてとても心強いでしょう。

Founder(ファウンダー)利用時の注意点

Founderには、起業家と投資家が直接繋がるというメリットがありますが、同時に注意すべき点も存在します。

Founderを利用する際の注意点と対処法を以下にまとめました。

注意点対処法
有料プランへ自動更新される公式サイトの「よくあるご質問」から自動更新の停止手続きを行う。
解約の仕方がわかりづらい公式サイトの「よくあるご質問」から自動更新の停止手続きを行う。また、具体的な退会理由を添えて「お問い合わせフォーム」より連絡する。
利用者が見えないため、信頼性に欠ける・プロフィールを確認し、「本人確認済み」の表示がある人と取引する。・個人情報の保護に細心の注意を払う。・投資提案を受けた際は、提案の条件を慎重に検討し、必要に応じて専門家の意見を求める。

Founderは、革新的なプラットフォームを通じて、多くの起業家と投資家に新たなビジネスの機会を提供しています。

利用中にトラブルに巻き込まれないためにも、上記の注意点を念頭に置き、安全かつ有効にプラットフォームを活用する必要があります。

投資家や起業家がマッチングサイトを利用する際に注意すべき点については必ず確認しましょう。

利用する中で、投資家から「本人であるか?」など個人情報についての問い合わせや契約に関する問い合わせがある場合があります。

Founderはあくまで出会いの場を提供しているだけであり、契約に関しての責任は個人にあります。

これはどのようなマッチングサイトにおいても同様です。

投資家や起業家は、自らの判断で投資や契約を行う必要があります。

投資家の経歴や実績、契約内容などを十分に検討し、自己責任で行動することが重要です。

さらに、悪質な投資家からの契約書作成代や着手金の要求される可能性もあります。

投資を受ける側がお金を支払う必要は無く、そういった要求に対して警戒心を持つことが重要です。

また、サイト運営側としても、悪質なユーザーを排除するための取り組みを行っていますが、完全に防止することは難しいでしょう。

投資家や起業家がまず注意すべき点について十分に認識し、自己責任で行動する必要があります。

冷静に判断し、時には慎重に「石橋を叩いて渡る」ぐらいの気持ちを持つことも大切でしょう。

こういった契約は人生において、重大な決断です。

熟考し、のちの人生に後悔が残らないようにしましょう。

もしFounderの利用で不安がある方は下記のお問い合わせフォームから問い合わせてみてはいかがでしょうか?

【Founderお問い合わせはこちらから】

まとめ

Founderは、ビジネスを新しく起こす起業家とそれを応援したい投資家をつなぐマッチングサイトです。

しかし、マッチングサービスの利用する際はサイトの情報を正しく理解し、投資を募る場合もする場合も適切な判断を下すことが重要でしょう。

Founderのマッチングサービスでは、特に優秀な起業家に注目しています。

登録した起業家がすぐに投資家とのやり取りを開始し、数百万から数億円の資金調達を実現する可能性もあります。

その際、「ビジネスプランの優秀さ」や「最新の技術やトレンドに基づいた事業」ということが重要です。

現在なら、AIやDX、医療やヘルスケア、スマートシティ、IoT、ブロックチェーンなどの分野が有力です。

さらに、優秀なボードメンバーや創業メンバーが揃っていることも資金調達のカギとなるでしょう。

Founderの役割は、「令和の虎」と呼ばれるような優秀な起業家を見極め、資金調達の成功に向けてサポートすることです。

起業家のプロフィールやビジネスプランの詳細を通じて、投資家に対して起業家の魅力を伝え、資金調達のサポートを行います。

最後にFounderのサービスが優秀な起業家にとって重要であり、資金調達の成功に向けての鍵となることが明らかになりました。

優秀なビジネスプラン、最新の技術、適切なボードメンバーや創業メンバーをそろえることが成功に不可欠な要因です。

Founderは、これから事業を始める起業家にとって心強いマッチングサイトと言えるでしょう。

Founderを上手に活用して、投資家もしくは起業家とのマッチングを成功させ、起業成功への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?