日本企業ワクチンの緊急使用承認

 エムポックスウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)
 エムポックスウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)
 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は19日、アフリカを中心に感染が拡大するエムポックス(サル痘)について、明治グループの製薬会社KMバイオロジクス(熊本市)のワクチンの緊急使用を承認したと発表した。WHOによるエムポックスのワクチンの承認は2例目。

 WHOは「エムポックスの感染が急増している地域で、ワクチンへの迅速なアクセスが促進される」と承認理由を説明している。