パリで団体メダル授与へ

 北京冬季五輪のフィギュアスケート団体で初のメダルを獲得し、日の丸を掲げる日本チーム。左から小松原尊、小松原美里、木原龍一、三浦璃来、宇野昌磨、坂本花織、鍵山優真、樋口新葉=2022年2月、北京(共同)
 北京冬季五輪のフィギュアスケート団体で初のメダルを獲得し、日の丸を掲げる日本チーム。左から小松原尊、小松原美里、木原龍一、三浦璃来、宇野昌磨、坂本花織、鍵山優真、樋口新葉=2022年2月、北京(共同)
 北京五輪フィギュアスケート団体で初の銅メダルを獲得し、ポーズをとる(右から)樋口新葉、鍵山優真、坂本花織、宇野昌磨ら日本チーム=2022年、北京(共同)
 北京五輪フィギュアスケート団体で初の銅メダルを獲得し、ポーズをとる(右から)樋口新葉、鍵山優真、坂本花織、宇野昌磨ら日本チーム=2022年、北京(共同)
 【パリ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は25日、フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ロシア)がドーピング違反のため2022年北京冬季五輪で失格となった問題で、団体3位から2位に繰り上がった日本代表へのメダル授与式を夏季五輪開催中のパリで開催する方針を明らかにした。

 この日、スポーツ仲裁裁判所が金メダルを求めたロシア側の訴えを棄却したと発表。日本の銀メダルと、2位だった米国の「金」繰り上げが確定した。これを受けて、IOCは日本オリンピック委員会などと調整して日米のメダリストをパリに招待すると表明。女子の坂本花織らが対象で、式は8月上旬が有力視されている。