種差海岸に複合集客施設、25年春オープン/創刊80周年記念事業
デーリー東北新聞社は八戸市鮫町の種差海岸芝生地の近接地に、飲食と物販、宿泊、体験機能を併せ持った複合施設を建設し、2025年春にオープンします。同年の本紙創刊80周年記念事業の一環です。三陸復興国立公園の北の玄関口である蕪島・種差海岸地区に新たな集客拠点を設けることで、交流人口の拡大と種差観光の通年化を図ります。
場所は種差海岸インフォメーションセンター西側の旅館宝台跡地。約3100平方メートルの敷地内にレストラン棟と宿泊棟を整備します。レストラン棟はランチからディナー(予約制)までの営業で、種差海岸の海産物や北奥羽地方の食材をふんだんに使った洋食やスイーツなどのカフェメニューを提供します。
芝生地でも食べられるようテイクアウトにも対応。本社が厳選した北奥羽地方の逸品を販売するショップも併設します。
宿泊棟は4名まで宿泊できるコテージタイプの施設を3棟建設し、テラスではバーベキューが楽しめるようにします。
敷地東側にはマルシェなど各種イベントにも対応できる芝生広場を整備。地元の観光関連団体や事業者らと連携し、来訪客が種差海岸の豊かで多様な自然と文化を体験できるアクティビティーを提供します。
複合施設の詳細については本紙や公式サイトなどで順次、公開します。
デーリー東北新聞社