クラフトビールの「八戸麦酒（ビール）」を製造、販売する八戸市のカネク醸造は１１日、いずれも限定醸造の「カネクポーター」と「Ｗ―ＩＰＡ」の新商品２種類を発売する。

　カネクポーター（限定約１９００本）は、濃い色合いとしっかりとした飲みごたえが特長の黒ビール。Ｗ―ＩＰＡ（同約１４００本）はホップを大量に使用し、苦みや香りを強く引き出した。共に３３０ミリリットル入りで価格は税込み５５０円。

　坂本健太工場長は「カネクポーターは特に女性に、Ｗ―ＩＰＡはビール好きの方に飲んでもらえれば」とＰＲした。市内のスーパーや酒販店などで販売する。

　一方、同社はホームページのリニューアルを進めており、４月１日に電子商取引（ＥＣ）サイトを開設し、インターネット販売にも力を入れる。山形琢一会長は「新型コロナウイルスで世の中は暗い雰囲気だが、自宅で八戸麦酒を飲んで楽しい時間を過ごしてほしい」と話した。