Free「ペットにどうぞ」猫形お守り 二戸・天台寺が企画
二戸市浄法寺町の天台寺(菅野宏紹住職)は、地元のゆるキャラ「浄法寺のねこ」の人気にあやかり、猫の顔の形をした絵馬と、猫の首に掛けられる鈴の形のお守り「鈴守(すずまもり)」を完成させた。「猫の日」の22日から、境内の札所で頒布している。
菅野住職は昨年6月に就任以来、「家族の一員として、人間の心と体に元気を与えてくれるペットの健康を願うお守りを作りたい」と考えていた。浄法寺のねこが同12月、「勝手に!東北流行語大賞2021」で大賞を獲得したことを機に企画した。
絵馬には猫の顔を描くことができ、裏面にペット(猫以外も可)や飼い主の名前、願い事(動物や自身の健康祈願など)を書き、境内の絵馬掛けに奉納できる。持ち帰りも可。お守りは金色で、かわいらしい猫の顔に「開運招福」と記した小さな札が付いている。頒布価格は共に600円。
企画のきっかけとなった浄法寺のねこも早速、同寺を訪れて絵馬を購入。自分の顔を描き、「健康でニャガ生き(長生き)しますように」と願いを記した後、「冬の天台寺にもどんどん足を運んでほしいニャー」と呼び掛けた。
問い合わせは天台寺=電話0195(38)2500=へ。郵送対応も可。