Free国民民主岩手県連設立へ 4月に大会
国民民主党の岩手県連が設立される見通しとなり、同党の榛葉賀津也幹事長らが23日、盛岡市内で会見を開いた。4月3日に設立大会を開き、県連組織を正式に発足させる予定。
旧国民県連に所属していた軽石義則県議が会長の政治団体「岩手県民社協会」と、労働者団体「岩手友愛会」の関係者4人が、昨年11月に設立準備委員会を立ち上げ、県連組織の結成について協議。設立のめどが立ったとして、榛葉幹事長を含む5人が会見した。
榛葉幹事長は、県連組織の設立は全国で32番目となることを明かし、夏の参院選に向けて「地方組織と連携し、比例票の底上げに努めたい」と述べた。岩手選挙区(改選数1)に独自候補を擁立する考えがあるかについては「現時点では全くの白紙」とした。
県内では、2020年10月に旧国民県連と旧立憲民主党県連が合流し、新たな立民県連が発足したが、国民の県連組織はなかった。