Free見た目は「お寿司」でもチョコ 八戸の洋菓子店販売、SNSで話題
八戸市鍛冶町の洋菓子店「リーベシムラ」がバレンタインデー向けに製作したチョコレート「お寿司(すし)チョコ」が注目を集めている。ネタはサーモン、イクラ、サバ、甘エビ、卵焼きの5種類。菓子作りのノウハウを“一貫”に凝縮し、本物そっくりに仕上げた商品に来店客は驚きの反応を見せ、会員制交流サイト(SNS)でも話題になっている。
お寿司チョコは店主の志村一雄さん(69)の考案で、駄菓子などで使われる「こめはぜ」を使った商品として、すしを思い付いたという。こめはぜにホワイトチョコを掛けて固めた物をシャリに、薄い膜状のチョコをのりに見立てて巻き付けた。ネタは次女の恵理さん(40)が担当した。
商品完成後、写真を同店のインスタグラムで公開すると評判になり、「イクラのプチプチ感が出ている」などの感想が寄せられた。家族用に買い求める客も多いという。
一雄さんは「すしに見せる工夫が菓子作りの醍醐味(だいごみ)。見た目も楽しんで味わってほしい。来年はしょうゆや箸もチョコで表現した『お寿司セット』に挑戦したい」と意欲を見せる。
お寿司チョコは1個500円。専用の箱に入った2個入りセットは1200円(共に税込み)で、数量限定となっている。
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