Freeヨーグルト×日本酒のリキュール開発 八戸酒造と斗南丘牧場

ヨーグルトと日本酒をブレンドしたリキュール「Bonsurb」をPRする駒井伸介常務(右)と原広平部長=26日、八戸市
ヨーグルトと日本酒をブレンドしたリキュール「Bonsurb」をPRする駒井伸介常務(右)と原広平部長=26日、八戸市

八戸酒造(駒井庄三郎社長)は、むつ市の農畜産物加工業・斗南丘牧場(原英輔社長)が製造するヨーグルトを活用したリキュール「Bonsurb(ボンサーブ)」を開発し、28日から青森県内で限定発売する。八戸酒造の主力ブランド「陸奥八仙」とヨーグルトをブレンド。まろやかな甘みとコメ本来のうまみを味わえるのが特長だ。

 両社によると、昨年6月ごろから開発がスタート。ヨーグルトは香料と酸味料、安定剤を使用していないほか、新鮮な風味を生かすため火入れをせず、とろりとした口当たりに仕上げた。商品名はラテン語の「おいしい」との意味。ヨーグルトと日本酒を使ったリキュールの製造は県内で初めてという。開発には青森銀行のビジネスマッチング制度を活用した。

 26日に八戸市内でお披露目の記者会見が行われ、八戸酒造の駒井伸介常務が「酸味が少なくやさしいヨーグルトの風味を前面に出した。ストレートやロックで楽しんでもらえば」、斗南丘牧場の原広平部長も「コロナで沈んだ状況を変えられる素晴らしい商品に仕上がった。ぜひ味わってほしい」とPRした。

 アルコール度数は5%で、720ミリリットル入り1870円(税込み)。県内の酒店など26カ所で1500本限定で販売する。

 問い合わせは、八戸酒造=電話0178(33)1171=へ。

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