Free【新型コロナ】公共施設の休館や制限拡大 むつ、田子など
新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」のまん延による感染急拡大を受け、青森県南地方では21日、新たに田子町と新郷村が公共施設の休館など県の感染防止対策に準じた対策の実施を決めた。一方、東通村を除く下北地方の4市町村は周辺自治体の感染状況などを考慮し、利用制限を設けた上で施設の貸し出しを継続する。いずれも期間は2月28日まで。
田子町は、24日から公民館や農業者トレーニングセンター、町民グラウンドなどの町有施設を原則休館や使用中止とする。部活動は週3日以内とし、合宿や公式戦以外の対外試合は禁止する。
新郷村は、公民館や老人福祉センター、村都市農村交流センター美郷館を休館とした。ただ、飲食を伴わない小規模な会議などは状況に応じて使用を許可する。部活動は、村立新郷中は週3日以内に制限。村立新郷小は野球部を中止に、ミニバスケットボール部は保護者が実施の可否を判断する。
一方、下北地方の自治体は公共施設について、それぞれ独自の対策を講じる。むつ市は閉鎖などの措置は取らず、市内在住者に利用を限定。大間町と風間浦、佐井の両村は少人数での利用を呼び掛ける。
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