Freeコクガン、岩場で羽休め/八戸・蕪島周辺
八戸市の蕪島周辺で15日、国の天然記念物に指定されているコクガンが、海面を泳いだり、海草などをついばんだりする姿が見られた。
コクガンは例年11月ごろにシベリア地方から越冬のために飛来。北海道や青森県で過ごした後、春に回帰する。この日は、9羽が岩場と沖合の間を往復。岩の上で羽繕(はづくろ)いをするなどしていた。
日本野鳥の会青森県支部長の関下斉さん(61)は「八戸では漁業者と共生してきたせいか、近くまで寄ってくることがある。ただ、恐怖心を与えると飛来しなくなるので、鑑賞は遠くからにしてほしい」と話していた。
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