Free勉強、運動頑張ったよ! 青森県内小中学校で終業式
青森県内の多くの小中学校で23日、2学期の終業式が行われた。新型コロナウイルスの影響で学校行事が縮小、中止となるなど、感染症対策と隣り合わせの4カ月。子どもたちは勉強や運動を頑張った学校生活を振り返り、待ちに待った冬休みに心を躍らせていた。
県教委によると、県内の小学校の7割弱、中学校の9割弱が同日に終業式を行った。県立高校は全56校のうち18校が同日に終業式を実施。27校は既に冬休みに入っている。
八戸市立図南小(鈴木規夫校長)では、各学年の代表児童が2学期の思い出と冬休み中の目標を発表。鈴木校長は「コロナで大変だったが、みなさんが予防をしてくれて無事に乗り越えられた。3学期の始業式には全員元気で来て下さい」と呼び掛けた。
その後、4年1組の教室では、児童19人が「今年の漢字」を発表。黒板に掲示された漢字を見て、誰が選んだ漢字なのかを当てて楽しんだ。「球」を選んだ大沼史弥君(9)は「今年は試合で初めてホームランを打った。冬休み中も自主練習を頑張りたい」と意気込んでいた。