Free児童デザイン、限定サバ缶販売 八戸、十和田の4人考案
八戸、十和田両市の小学生4人がサバ缶のオリジナルラベルを考案した。海や水産資源の保全などを呼び掛ける内容の全4種類。12月1日から八戸市のユートリー1階おみやげショップで販売される。各100個を制作し、合計で限定400個を販売。価格は1個410円(税込み)。
ラベルの制作は、日本財団が主催する「海と日本プロジェクト」の一環。
10月23日に「海と日本プロジェクトin青森県実行委員会」が、八戸前沖さばブランド推進協議会の協力を得て、地元の水産業を学ぶイベントを開催。参加した児童約20人が同市の水産加工会社「マルヌシ」(地主裕太社長)の看板商品「八戸サバ缶バー」に貼るラベルを考案した。
ラベルが採用されたのは、同市立八戸小6年の齋藤七奈夏(ななか)さん(12)、市立田面木小5年の本間巧哲(よしあき)君(10)、市立下長小4年の丸山碧生(あおい)君(10)、十和田市立三本木小6年の齊藤寧彩(ねいろ)さん(12)の4人。
ラベルには海を泳ぐ魚の絵と共に「海を守ろう」といったキャッチフレーズが添えられ、環境保全の重要性を訴えている。
丸山君は「これからも海にごみを捨てず、守っていきたい」、齊藤さんは「おいしいサバを食べられるよう、海がきれいになることを願ってデザインした」と笑顔を見せた。
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