Free気迫のステージ、観客魅了 八戸の舞踊研究所が発表会
八戸市のダンスバレエリセ豊島舞踊研究所(豊島利栄代表)はこのほど、市公会堂で発表会を開催した。研究生42人が、気迫あふれるダンスで観客の目をくぎ付けにした。
毎年開催して65回目。クラシックバレエ「白鳥の湖」の一場面や、子どもたちによる童謡に合わせた愛らしい踊りが舞台を彩った。
現在、同研究所前主宰の故豊島重之さんらアーティストの東日本大震災に関する作品を展示する「あかし testaments」が、青森県立美術館で来年1月まで開催されている。同展で12月に上演予定の演目も披露した。
このうち、群舞「写真展会場」では、重之さんが残した詩の朗読に合わせたダンスを中高生6人が披露。表情や身体をくまなく使い、メッセージ性あふれるステージを届けた。