Freeインフラの重要性に理解 島守中で出前授業、王林さんも登場
道路やダムなどインフラに関する青森県主催の出前授業が1日、八戸市立島守中(米田裕子校長)で開かれ、全校生徒17人が県職員の講話などを通じ、身の回りにある道路やダムなどの役割や重要性について理解を深めた。
県のインフラ整備に関わる人材の育成や地元定着を推進する「Aomoriインフラアカデミー」事業の一環。出前授業は2020年から県内の小中高校で行っており、今回で7校目。
県県土整備部整備企画課の小川成貴(なるき)さんが講師を務め、動画やクイズを交えながら水道やインターネットなど、インフラが生活と密接に関わっていることなどを説明。「インフラがあるからこそ私たちは笑顔で楽しい生活が送れている」と強調した。
講演後、県のインフラアンバサダーを務める「RINGOMUSUME」の王林さんがサプライズで登場し、生徒が大喜びする場面もあった。
取材に対し、2年の角金一颯(いっさ)さん(14)は「インフラが地域や人々の命と深く関わっていると学ぶことができた」と話した。