Free青い森紅サーモン、販売スタート デビュー2年目、県内150店舗で
青森県がブランド化を推進し、デビュー2年目を迎える「青い森紅(くれない)サーモン」の本年度の本格販売が6日、県内の小売店や飲食店など約150カ所でスタートする。十和田市の生産者松本竹夫さんは「生食ならではの食感と色鮮やかな身、さっぱりとした味わいを多くの消費者に堪能してほしい」とPRしている。
紅サーモンは県産業技術センター内水面研究所(同市)が開発し、昨年11月にデビューした。本年度の生産量は昨年度の2・8倍の約14トン。6日からは、通年販売分の約2トンを除く約12トンが流通する予定だ。
昨年度は想定より3カ月早い12月下旬には一部店舗を除いて販売が終了。本年度は各店舗で取扱日や数量を限定し、来年1月まで販売する見通しだが、店舗によっては期間中に売り切れる可能性がある。
県は取扱店の一覧を紅サーモンの専用ホームページに掲載しており、情報を随時更新するという。
また、小売店で唯一、通年販売している同市の農産物直売施設「ファーマーズ・マーケットかだぁ~れ」では、5~7日にデビュー1周年記念イベントを開催しており、紅サーモン寿司の限定販売や、アイデアレシピの紹介を行っている。