Free種差インフォセンター、来館者90万人達成 節目のツアー団体に記念品
八戸市鮫町にある種差海岸インフォメーションセンターの来館者が12日、90万人に到達した。節目となったのは、東北運輸局主催の観光ガイド育成事業で訪れたツアーグループ。現地で行われたセレモニーでは、センター関係者が来館者を出迎えて祝福した。
センターは三陸復興国立公園の種差海岸天然芝生地近くに立地。自生する植物の紹介や「みちのく潮風トレイル」など情報発信拠点の役割を担う。2014年7月にオープンし、20年6月には来館者80万人を突破した。
ツアーグループは、訪日外国人客(インバウンド)向けのガイド育成事業に参加する13人で構成。3泊4日の日程で北東北の観光地を回っていた。
セレモニーでは関係者がくす玉を割った後、同センター運営協議会の町田直子事務局長が「来年は100万人を達成したい。種差の魅力を世界に伝えてほしい」と述べ、花束と記念品を贈呈した。
ニュージーランド出身で、神奈川県小田原市で旅行会社を経営するシャノン・ウォーカーさん(42)は「90万人達成の節目に訪れて、すごくラッキーだった。種差は芝生と海が一緒にある珍しい風景がとてもきれい」と喜んでいた。
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