Free【月刊Dash】王者相手のホーム開幕戦へ/フリーブレイズ
先月11日に開幕した、アイスホッケーのアジアリーグ国内5チームによるジャパンカップ。八戸市などを拠点とする東北フリーブレイズは10日までに6試合を終え、4勝2敗で2位(11日現在)につける。これまで計25得点と攻撃面は好調で、昨季からの進化がうかがえる一方、守備では、連係ミスや反則で数的不利を招いたことによる不用意な失点が目立っている。守備面の改善が今後の戦いを左右しそうだ。
八戸の次戦は16、17日にフラット八戸で行われるレッドイーグルス北海道とのホーム開幕戦。先月11、12日の敵地での開幕2連戦では五分の戦いを繰り広げたものの、延長、PSS戦で惜しい連敗となった。
ただ、負けたとはいえ、相手は複数の日本代表選手を擁し、昨季(王子イーグルス時)は圧倒的な強さでジャパンカップを制したチーム。ブレイズの選手は「もっとやられると思っていた。粘り強く戦えた」と一定の手応えを感じている。
イーグルスは開幕から6連勝中で、勢いに乗る。中でも入倉大雅、中島彰吾ら攻撃陣に破壊力があり、これまで22得点と安定の試合運びを見せている。
前回、ブレイズはイーグルスとの2連戦で計5得点をマークした。このうち、3得点はパワープレー中に奪った。
ホーム開幕戦では、攻撃陣もシュートブロックに入るなど、相手の猛攻を食い止めながら、しっかりとパスを回し、数的優位などの好機を生かし切ることが、勝利への鍵を握りそうだ。
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