サッカーＪ３のヴァンラーレ八戸は１７日、八戸市のプライフーズスタジアム（プラスタ）で第２３節の福島ユナイテッド戦に臨む。前節のロアッソ熊本戦は５失点零敗と、攻守で力の差を見せつけられた。東京五輪によるリーグ戦中断後はホーム未勝利だけに、選手たちは連敗脱出へ闘志を燃やす。

　八戸は現在６勝５分け９敗で勝ち点２３の１１位。対する福島は１１勝３分け７敗で５位。八戸は今季、敵地で福島に０―２で敗れている。

　八戸のメンバーは１５日、同市多賀多目的運動場人工芝球技場で練習に汗を流した。葛野昌宏監督は「前節はボールを奪ってもバックパスが多かった。もっと前向きなプレーが必要だ」と選手たちに奮起を促した。

　ＭＦ小牧成亘は「前節はクリアやプレスのタイミングなど、細かいところでの緩みから失点がかさんだ。守備を見直して、いい形で攻撃につなげたい」と力を込めた。

　１７日は午後１時キックオフ。八戸スポーツ振興協議会は同日、八戸駅―プラスタ間で無料シャトルバス（定員２２人）を運行する。

　経路は次の通り。
　▽往路＝八戸駅西口（１１・００）―市庁前バス停（１１・２５）―プラスタ（１１・５５）
　▽復路＝プラスタ（１５・１５）―八戸駅西口（１５・４５）―市庁前バス停（１６・０５）

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