Freeナマコ密漁者、逃がさん! むつで県漁連など訓練
青森県漁連とむつ湾漁業振興会は15日、むつ市の脇野沢漁港で密漁取り締まり訓練を実施した。漁協関係者や青森県警、青森海上保安部など関係機関がナマコなど海の幸を密漁者から守るため連携を確認した。
訓練は2017年4月に導入した「陸奥湾密漁監視システム」の効率的な運用のため、10月のナマコ漁解禁に合わせて、陸奥湾沿岸の各漁協の持ち回りで行われている。
この日の訓練は、監視システムで沖合にいるナマコ密漁者を発見した―との想定で実施。漁協関係者らが関係機関に通報し、青森海保の巡視艇が沖合にいる不審船を漁港に追い込んだ後、ナマコを持って上陸した密漁者役から警察官が事情聴取し、現行犯逮捕するまでの流れを確認した。
松下会長は「有意義な訓練。今後も継続して関係機関と連携し、密漁被害の未然防止を目指していきたい」と話した。
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