Freeアーツ・トワダ記念展第2期始まる 市現代美術館などで魅力発信
十和田市のアートによる街づくりプロジェクト「アーツ・トワダ」の10周年を記念した企画展「インター+プレイ」展の第2期が1日から、市現代美術館などで開かれており、アートの多様な面白さを発信している。2022年1月10日まで。
アーツ・トワダは08年開館の同館を中心に街全体を美術館に見立てる取り組みで、10年4月にグランドオープンした。インター+プレイ展は20年7月に第1期がスタート。新型コロナウイルスの影響で会期の変更が相次いだが、22年5月まで3期に分けて開催する。
新型コロナによる青森県の緊急対策パッケージにより、同館も9月は休館。第2期は9月18日に開幕予定だったが、10月1日から対策が解除されたことを受けて開催した。
第2期の企画展示作品は3アーティストによる計32点で、9月30日はプレス内覧会が行われた。
館内では三つの企画展示室を使い、バルーンとクモをモチーフにしたアルゼンチン人作家トマス・サラセーノさんの作品を展示。同館の常設展示作家の一人で、今回展示する作品も関連性があるといい、鷲田めるろ館長は「相互作用(インタープレイ)を強く意識した」などと解説した。
また、近くの元スナック店舗を改修した、まちなか展示の作品もリニューアルした。期間中はパフォーマンスイベントや学芸員によるギャラリートークも予定され、アート熱を盛り上げる。
開館時間は午前9時~午後5時。月曜休館。企画展示室の観覧は800円(税込み)、高校生以下無料。
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