三浦哲郎を旅する。(8)兄姉に欠けた生への執着描く(八戸の対泉院など) 2021年10月2日 15:04 対泉院の門脇に立つ餓死者の供養塔。「おろおろ草子」の案内板も設置されている=八戸市新井田 八戸市新井田の対泉院は、近くに城を構えた根城南部氏一族・新田氏ゆかりの寺で、文化8(1811)年以前の建立とされる、堂々たる風格の山門を持つ。その脇にある、細長い石柱が「餓死萬霊供養塔」だ。 江戸時代の天明3(1783)年、八戸藩領は深刻な.....有料記事です。新聞購読者は無料で会員登録できます。会員登録するログイン(会員の方)サービス内容の詳細はこちら お気に入り登録 お気に入りリスト