Free【トップインタビュー】業務を通じて自分磨きを/タクミホーム・木村昌義代表取締役
地元企業の人材確保や地元就職の促進に向けてデーリー東北新聞社が企画する「リクルートラウンジ」。経営トップのインタビューを配信する。22日はタクミホーム(八戸市)の木村昌義代表取締役。
―業界の現状は。
新型コロナウイルスの影響で住宅業界は大きく変化するだろう。大きな災害や世界恐慌のたびに新しい生活様式になり、住宅に関する顧客ニーズも時代によって変わってきた。リモートワークを受け、近年では住宅にオフィススペースの要素が追加された。外出先から帰宅した後は手洗いやうがいをする生活様式が定着し、玄関先に洗面台を設置する住宅も増えつつある。
―経営戦略は。
世界的な恐慌は10年に一度、疫病流行は100年に一度のスパンでやってくる。今回のパンデミックも来ることを予見し、準備を進めてきた。ピンチはチャンスという言葉があるが、私からすれば「チャンスなピンチが来た」と思っている。チャンスを生かすには社会情勢を的確に捉え準備を整えておくことが大切だ。世界で広がるウッドショックも見据え、先手を打ってきた。
―求める人材は。
建設業は字のごとく本当に建設的な仕事だ。ニーズを見つけ出し、お客さまに提案していく。コロナで変化が目まぐるしい業界でもあり、業務を通じて自分磨きをできるだろう。物事に柔軟に対応でき、向上心を持った人を待っている。住宅業界は地方にいながら「グローカル」な仕事ができる面白い分野だと思う。
―今後の事業展開は。
マンション事業に積極的に取り組んでいきたい。八戸でも首都圏の業者が分譲マンションを手掛けているが、地元企業としても頑張りたい。価値観が大きく変わる時代だ。変化に対応できる者が生き残る。変化の瞬間を捉え、さまざまな事業を考えていく。
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https://www.recruit-lounge.com/2022-01/com019-TakumiHome