Free秋の夜長、幻想的に 八戸で「中秋の名月」
旧暦の8月15日に当たる21日は、月が1年で最も美しいとされる「中秋の名月」。八戸市内でも同日、丸い大きな月が空に浮かび、秋の夜長を幻想的に照らした。
国立天文台によると、今年は2013年以来8年ぶりに、中秋の名月と満月の日が重なった。
この日の市内は高気圧に覆われて晴れ渡った。赤みを帯びた月は、暗くなるにつれ徐々に黄色くなり、輝きを増していった。
同市の千葉和子さん(73)は「今年は天気も良くて素晴らしかった」と笑顔。孫で市立城下小6年の光恵さん(11)は「大きくて近くに見えた。きれいだった」と目を輝かせた。