Free【トップインタビュー】「環境」と「安全」が鍵に/トヨタカローラ八戸・塚原安雅社長
地元企業の人材確保や地元就職の促進に向けてデーリー東北新聞社が企画する「リクルートラウンジ」。経営トップのインタビューを配信する。19日はトヨタカローラ八戸の塚原安雅代表取締役社長。
―業界や企業の現状は。
自動車業界は転換期にあり、今は「環境」と「安全」がキーワードだ。ハイブリッドはもちろん、カーボンニュートラルの観点から電気自動車や水素を使った自動車が進化してきている。
自社でもさまざまな検討を重ねつつ、ITなどの先端技術を活用し、生産の効率化に結び付けていく。トヨタ自動車グループの一員として、トヨタ生産方式の「カイゼン」を土台に、より良いサービスの提供につなげたい。
―他社との違いや先進的な取り組みは。
自動車業界に限ったことではないが、少子高齢化に伴って青森県を含む北東北3県では労働力不足が顕著になってくる。労働力を補うため、タイとベトナム国籍の6人が自動車整備士として働いている。
技能実習生ではなく、社員として採用している点が大きな違いだろう。仕事ぶりもまじめで日本人スタッフともうまく仕事をしている。今後も続けていきたい。
―求める人材は。
話を聞けてコミュニケーションを取れる人だ。消費者のニーズを捉え、さまざまな提案をするためには、人の意見に耳を傾けることが重要となる。仕事を通じて人と会い、いろいろなことを教えてもらう機会も多いだろう。また、問題意識を持ち、勉強し続ける意志がある人を求めたいと考えている。
―今後の事業展開は。
現在の業務からかけ離れたことはできない。地道にやっていく。ただ、時代の変化を捉え、業務拡大を志向する意欲は持っていたい。
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https://www.recruit-lounge.com/2022-01/com022-ToyotaCorolla