Free青銀、テークアウトを“監修” スーパーと連携、地元産を店頭に
青森銀行は3日、新型コロナウイルスで苦境にあえぐ地元事業者を支援しようと、青森県内のスーパーマーケットと連携し、「テイクアウト―1(ワン)ドラフト」を行うと発表した。事業者がスーパーに対し、テークアウト商品をPR。選ばれた事業者がスーパーの店頭で“監修商品”を販売する権利を獲得できる。10月8日まで参加者を募集し、本年度内の販売を目指す。
事業は新型コロナの影響が長期化する中、大きく落ち込む飲食分野を支援しようと企画。マエダ(むつ市)と紅屋商事(青森市)に協力を呼び掛け実現した。
企画を発案した同行ビジネス企画課の阿部晃也プランナーは「消費者に身近なスーパーとタイアップすることで県内にもテークアウトを浸透させ、事業者の売り上げや知名度アップにつなげたい」と意気込む。
対象はテークアウト商品を提供しているか提供予定の事業者で、業種は問わない。弁当や総菜、スイーツなどを想定しており、複数の商品を応募できる。
スーパー2社による書類選考で各3商品に絞り込み、11月にプレゼンテーションによる最終選考で各1商品を選定。材料や価格などをスーパーと協議しながら、事業者監修商品として売り出す。商品は各スーパーの複数の店舗で販売する予定。
問い合わせ、申し込みは青森銀行テイクアウト―1ドラフト事務局=電話017(734)8250=へ。
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