地元企業の人材確保や地元就職の促進に向けてデーリー東北新聞社が企画する「リクルートラウンジ」。経営トップのインタビューを配信する。３日はサン・コンピュータ（八戸市）の三浦克之代表取締役社長

　―事業内容は。
　ソフトウエアの設計開発やネットワークの構築、コンピューター機器の販売などを手掛けている。取引先は地元企業のほか、青森県、八戸市などの自治体、関東方面だと清水建設や大林組といった大手ゼネコンなどがある。　社是は「親和創造」。和をなして団結力を持って仕事をし、経営理念の一つに掲げる「明るい夢の実現集団」を目指している。

　―社員の待遇は。
　会社の利益を社員に還元することを心掛けており、労働分配率は６５～７０％に設定している。頑張れば給料として利益が確実に自分たちに戻ることで、モチベーションの向上につながっていると思う。月１回の全体会議では会社の業績も共有している。

　―求める人材は。
　元気で素直な人を募りたい。加えて、新しい技術を追い掛ける業界なので常に勉強が必要だ。その勉強を楽しめる前向きな人に入社してほしいと思っている。新入社員の研修は約半年間かけて手厚く実施しており、中途採用も積極的に行っている。

　―新型コロナウイルス禍を見据えた経営戦略は。
　単年度で見ると上がり下がりはあるが、業績は上昇基調で推移し、昨年度は過去最高だった。
　新型コロナの影響で全国どこへでもウェブ会議システムを使って営業できるようになった。最近では、建設現場での安全管理に利用するクラウドシステムを開発し、各地の建設会社にＰＲしている。今後は、全国で売れる商材を作ることがより重要になるだろう。

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https://www.recruit-lounge.com/2022-01/com013-SanComputer