Free霊山十和田へ続く古道と歴史紹介 休屋のビジターセンターで企画展
十和田湖畔休屋地区にある十和田ビジターセンターで、企画展「霊山十和田への旅―十和田湖へ続くいにしえの道―」が開かれている。当時の人々が十和田湖への参詣に使った古道と旅の様子、現在も巡ることが可能な絶景スポットを写真や解説文で分かりやすく紹介している。入館無料。10月3日まで。
十和田市と秋田県小坂町、環境省などで構成する同センター運営協議会が主催。
同展は、昨年11月に開いた、十和田湖の信仰の歴史にスポットを当てた企画展の第2弾。地元有志でつくる「十和田湖伝説の伝え方を考える会」が監修に協力した。
2019年に調査が始まった五戸道など、確認されている六つの古道のルートをポスターで展示。信仰の名残を感じることができる名所や絶景スポット、近年の調査で発見された成果も伝える。
十和田八幡平国立公園管理事務所アクティブレンジャーの村田野人さんは「企画展を見て実際に現地へ足を運び、国立公園の新しい魅力を感じてほしい」とPRしている。
開催時間は午前9時~午後4時半。展示期間中は休館なし。問い合わせは、同センター=電話0176(75)1015=へ。