岩手県は２０日、新型コロナウイルスワクチンの高齢者接種に続く第２期の集団接種の概要を発表した。個人は１６歳以上の県民、団体は接種対象者を９０人単位で確保できる企業などが対象。８月２８日から１０月１７日までの土、日曜に、県央と県南の２会場で計１万２８００人への接種を想定する。

　個人、団体のいずれも、市町村が発行する接種券を持っている人が条件。県央会場は滝沢市の岩手県産業文化センターアピオ（一部は県立大）で、県南会場は花巻市交流会館。

　土曜は午後のみで、日曜は午前と午後の両方実施。１回目接種日は８月２８、２９日と９月４、５、１１、１２、１８、１９日。２回目はそれぞれ約１カ月後に対応する。

　個人の予約は、コールセンターへの電話またはインターネットで。８月２８、２９日分の予約受け付けは２４日正午から。以降は１回目接種日直前の水曜正午から予約開始となる。

　団体は２４日午後２時から、全日程の予約をインターネットで一括して受け付ける。専用ページで仮予約した後、接種対象者の一覧表を県に提出する。

　コールセンター＝電話（０５７０）２００７７９＝の時間は午前９時～午後６時。休日も開設している。