Free三沢、青森両空港 お盆の搭乗率57・3%/日航
日本航空青森支店は16日、お盆期間(6~15日)の三沢、青森両空港発着便の搭乗実績を発表した。両空港を合わせた旅客数は1万6376人(前年比5050人増)、搭乗率は57・3%(15・5ポイント増)で、改善の兆しを見せた。ただ、搭乗率が92・0%だった新型コロナウイルス流行前の2019年度と比べると、旅客数は4割にとどまった。
日別の搭乗率を見ると、三沢、青森行きの「下り」で最も高かったのは7日の73・9%で、各地へ向かう「上り」の最高は15日の74・4%。下りでは14日の39・3%、上りでは8日の37・9%が最低だった。
東京(羽田)、大阪(伊丹)、札幌(丘珠)の3路線が発着する三沢空港の提供座席数は計8610席。旅客数は4538人で、搭乗率は52・7%。いずれの路線も搭乗率が5割を上回った。
東京、大阪に加え、札幌(新千歳)線が運行している青森空港の提供座席数は1万9952席。旅客数は1万1838人で、搭乗率は59・3%。 県内6路線のうち、青森―東京線の搭乗率が62・3%で最も高かった。
一方、フジドリームエアラインズ(FDA)も同期間の搭乗実績を公表。青森空港発着の県営名古屋線の旅客数は2657人で、搭乗率は40・3%。神戸線は2096人が利用し、搭乗率が64・9%だった。