Free貨物船は二つに切断 沈没の恐れ/八戸港沖
第2管区海上保安本部によると、11日に八戸港内で座礁後、同港沖約3・8キロで航行不能になった貨物船「クリムゾン・ポラリス」(約4万トン、全長約200メートル)は12日早朝、船体の一部切断と油の流出が確認された。海保が提供した写真では船体が二つに割れているのが確認できる。八戸港の陸上からも目視で沈みかかった様子が見える。
沈没の恐れがあり、海保の巡視船が状況調査と油の防除に当たっている。乗組員21人は11日に救助済み。青森県は同日午前4時15分、災害警戒本部を設置した。
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