Free三農恵拓高生、除草作業に汗 デントコーン畑、きみがらスリッパに
伝統工芸品「きみがらスリッパ」の原料となるデントコーンの栽培と研究に取り組む青森県立三本木農業恵拓高(遠藤剛校長)の植物科学科1年生26人は3日、十和田市米田のデントコーン畑で除草作業に汗を流した。
同校は2012年度から「十和田きみがらスリッパ生産組合」(宮本桂子組合長)と連携し、栽培と研究活動に取り組んでいる。今年で9年目。
生徒による種まきは新型コロナウイルス感染症の影響で中止され、同組合のメンバーが5月に植えた。
生徒は1820平方メートルのデントコーン畑に入り、組合員の指導の下、鎌や手で丁寧に雑草を取り除いたほか、クマやカラスよけの仕掛けを設置した。
今出川愛海(あみ)さん(15)は「時間を忘れるほど作業に集中していた。雑草を取った分、大きくなってほしい」と話した。江刺家釉音(ゆうね)さん(15)も「正直とても疲れたが、収穫が楽しみ」と期待を込めた。
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