Free【卓球】水谷、伊藤組が混合複V 日本勢初、悲願の「金」
東京五輪第4日の26日、卓球の混合ダブルス決勝で水谷隼(32)=青森山田高出、木下グループ、伊藤美誠(20)=スターツ=組が許昕、劉詩雯組(中国)を4―3で破り、優勝した。1988年ソウル五輪で実施競技になった卓球で、日本勢の悲願だった金メダルを今大会の新種目で獲得した。
静岡県磐田市出身の2人は第2シードから順当に勝ち進み、決勝でも2019年世界選手権個人戦を制した強豪ペアに競り勝った。
五輪4大会連続出場を果たした第一人者の水谷は、前回リオデジャネイロ大会で、シングルスでは男女を通じて日本初の表彰台となる銅メダル。男子団体でも日本の銀メダル獲得に貢献した。伊藤は2度目の五輪で、15歳で出場したリオ五輪は団体の銅メダルメンバーだった。