Free【コロナワクチン】8月以降、23市町村で在庫不足か/青森県内
青森県は21日の県議会環境厚生常任委員会で、新型コロナウイルスワクチンについて、現在のペースで供給された場合、8月以降に県内の23市町村で在庫不足が見込まれると明らかにした。県内へのワクチンの供給量は、7月19日と26日の週、8月2日と9日の週がそれぞれ88箱で、6月までの配分量の半分にとどまっている。
県健康福祉部によると、7月19日の週以降の供給量が減少していることを受け、各市町村に影響などを確認。その結果、23市町村が8、9月に在庫不足が発生し、接種計画の見直しや予約の縮小などが見込まれる―と回答した。
県保健衛生課の泉谷和彦新型コロナ感染症対策監は「接種計画に混乱が生じないよう早急に対応方針を示し、責任を持ってワクチンを供給するよう国に対して要望を続ける」と述べた。