Freeいよいよ夏、東北地方梅雨明け 北部は平年より12日早く

梅雨が明け、北奥羽地方は夏本番を思わせる暑さとなった=16日午後0時25分ごろ、八戸市三日町
梅雨が明け、北奥羽地方は夏本番を思わせる暑さとなった=16日午後0時25分ごろ、八戸市三日町

仙台管区気象台は16日、東北地方が梅雨明けしたとみられると発表した。東北北部は平年より12日早い宣言となった。同日の北奥羽地方は晴天に恵まれ、二戸31・2度、三戸30・6度、八戸27・9度を記録するなど夏本番を思わせた。

 雨や曇りが続いた昨年は、梅雨明けの発表がなかった。青森地方気象台によると、今年の梅雨期間(6月19日~7月15日)の降水量(速報値)は、八戸63・0ミリ(平年値126・8ミリ)、むつ81・5ミリ(同111・4ミリ)と平年より少なかった。

 八戸市中心街では、市民が日傘を差して歩く姿が見られた。三八城公園に娘2人と散歩に訪れた同市内丸の小田島有岐さん(31)は「梅雨が明け、いよいよ夏。子どもたちには水遊びなどで、暑さをしのいでほしい」と話した。

 
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