Free海自護衛艦「はぐろ」八戸港へ
長崎県佐世保市を母港とする海上自衛隊の護衛艦「はぐろ」(8200トン)が八戸港八太郎4号埠頭(ふとう)P岸壁に入港し、10日に歓迎式典が開かれた。地元関係者が乗組員を激励したほか、子どもらが艦内を見学し、護衛艦の迫力を体感した。
はぐろは、全長170メートル、最大幅21メートル、最大時速約55キロ。イージス戦闘システムを搭載し、ミサイルの位置情報を共有する共同交戦能力などを備える。
地元関係者ら約100人が出迎えた歓迎式典では、八戸港海の日行事協賛会の澤藤孝之会長が「国民の安心、安全のため、日々任務を遂行している自衛隊の活動に感謝する」と乗組員を激励。
海上自衛隊第1護衛隊群司令の小牟田秀覚海将補が「はぐろに見学のお客さまを迎えるのは初めて。乗組員との会話を通じて海上自衛隊への理解を深めてほしい」と述べた。
この後、事前に予約した学生や家族連れらが艦内を興味深げに見学していた。
はぐろは9日に入港。11日午後には八戸港を出港する。