Free【東京五輪】アーチェリー古川、5度目の大舞台へ闘志
東京五輪のアーチェリー日本代表に内定している古川高晴(36)=青森東高出、近畿大職=が9日、オンライン取材に応じ、開幕まで2週間に迫った大一番に向け、「たくさんの人のパワーを借りてプレーしたい」と抱負を語った。
2004年のアテネ五輪から5大会連続で五輪に出場する古川。現在は、本番に調子を合わせるため、フォームの見直しなどに取り組んでいるという。
五輪を巡っては、8日に首都圏1都3県の競技会場が無観客となることが決定したが、古川は「残念だが今の状況では仕方がない」と理解を示し、「観客の有無に関わらず、100パーセント集中しなければならない」と強調した。
地元・青森からの声援については「県出身選手として注目し、応援してもらえてうれしい。アーチェリーをやってみたいと思う人が増えるように、かっこいい姿を見せたい」と意気込んだ。
9日は、近畿大による五輪・パラリンピックの壮行会がオンラインで行われ、古川ら代表に内定した同大の在学生と卒業生14人が、大学関係者らから応援を受けた。