Free丸々育った大玉、畑から続々 田子でニンニク収穫最盛期
青森県南地方で栽培が盛んなニンニクの収穫が最盛期を迎えている。名産地として知られる田子町では25日、生産者が土中から丸々と育った大玉を掘り起こす作業に汗を流した。
同町の農業山本わかさん(69)は数カ所の畑計約1ヘクタールに作付けしている。この日は同町田子観音平にある約30アールの畑で6人が作業に当たった。
トラクターに取り付けた刈り払い機で茎を切った後、掘り取り機で次々とニンニクを掘り起こし、最後に皮をむいて真っ白に仕上げた。
山本さんは「例年通りおいしいのができた。すりおろしてしょうゆと混ぜ、冷ややっこと食べるのがお薦め」と話した。
町によると、今年は3月の雪解け時期の気温が高かったため、平年より1週間ほど生育が早い。作柄は平年並みかやや上回る見込み。町内では7月上旬ごろまで収穫が続く。