Freeおつまみにぴったり「酒のあで酒米せんべい」 星野リゾート青森屋、7月提供開始

来月4日から星野リゾート青森屋が提供する「酒のあで酒米せんべい」
来月4日から星野リゾート青森屋が提供する「酒のあで酒米せんべい」

三沢市の「星野リゾート 青森屋」は7月4日から宿泊客を対象に、青森県産酒米を活用した「酒のあで酒米せんべい」を本館1階ヨッテマレ酒場で提供する。酒米を原料にパリッと焼き上げた一口大のせんべいに、郷土で親しまれる珍味や漬物などを載せたおつまみ。岡本真吾総支配人は「酒米を使った新しい取り組み。県産の日本酒と共に楽しんでもらいたい」とPRしている。

 県内の地酒の消費拡大を目指す「め。青森の酒応援プロジェクト」の一環。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、日本酒の出荷量が減少しており、発生した余剰な酒米を活用して酒蔵や酒米農家を応援しよう―と企画した。

 せんべいは、鳩正宗(十和田市)から提供を受けた県産酒米「華吹雪」を使用。今年4月以降、八戸市の民芸菓子処しんぼりの協力を得て開発した。

 ほんのりとした塩気が感じられるせんべいの上には、イカの塩辛や南蛮みそ、ゴボウのしょうゆ漬けなどを盛り付けた。

 24日は青森屋で関係者にお披露目後、宿泊客約30人にせんべいと日本酒を振る舞った。弘前市から訪れた会社員清野光世さん(58)は「日本酒との相性が良い」と喜んでいた。

 「酒のあで酒米せんべい」は料金2200円(税込み)。せんべい5枚と、プロジェクトに協力する五つの酒蔵の日本酒(各50ミリリットル)を楽しめる。

 
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