南部町フルーツ狩り実行委員会（川守田義雄会長）は１８日、町内の各観光農園で１９日にスタートするサクランボ狩りに合わせて、オープニングセレモニーを開いた。天候不順などが影響し、着果数は平年よりやや少なめだが、１３園での実施を予定。各園地では新型コロナウイルスへの感染対策も徹底し、多くの来園者が安心して楽しめる運営を目指す。

　今年で３６年目となるサクランボ狩りは、７月１１日ごろまでを予定。各園地ではスタッフがフェースガードを着用するほか、来園者にはマスクの着用や手の消毒などの協力を求める。参加する場合は３日前までの予約が必要。

　セレモニーは同町の「来満園芸」で行われ、関係者約２０人が出席した。川守田会長は「南部町に足を運んでもらい、果物本来の味わいを楽しんでもらいたい」とあいさつ。その後、テープカットを行い、フルーツによる観光振興に向けて決意を新たにした。

　問い合わせは、ながわ農業観光案内所＝電話０１７８（７６）３０２０＝へ。