Freeコロナ患者の居住地「市町村別の発表を」 三沢市長、県に要求の意向
青森県内での新型コロナウイルス感染者の居住地情報について、三沢市の小桧山吉紀市長は7日、現在の保健所管内別での公表から市町村別に改めるよう、県に対して機会を捉えて求めていく意向を示した。
同日、市役所で行われた市議会会派・かがやきの新型コロナ対策に関する要望の席上、西村盛男会長らに語った。
小桧山市長は「市町村別に発表してもらえれば、市民が危機感を持てる。市内から(感染者が)出た話と市外で出た話とでは、受ける市民の思いが違う」と強調。市長会での議論の場などでも主張するとした。
小桧山市長は要望後の取材に、県が5月に公表した累計の市町村別感染状況で、三沢の感染者数が上十三地域で最多に上っていたことも、今回意向を示した背景にある―とし「(市町村の公表が望ましいとの)思いを発信していきたい」と述べた。