Free郷土料理データベースに29品追加 せんべい汁やひっつみなど
農林水産省は7日までに、全国各地の食文化をまとめたデータベース「うちの郷土料理~次世代に伝えたい大切な味~」に、青森県を含む17県の料理を追加したと発表した。青森県内からは、せんべい汁やひっつみ、豆しとぎなど地元を代表する29品を新たに選定。データベースではレシピのほか、各地の風土や特徴についても掲載している。
同省では2019年度から、各都道府県にある郷土料理を次世代に継承することを目的にデータベースを公開。これまでに10道府県の料理について掲載し、今回新たに17県を加えたことで品目は786品となった。
県内からはほかに、いちご煮やけの汁、かっけなどさまざまな郷土料理が紹介されている。各地の歴史や習慣などのほか、動画では地域の名所や産業などについても触れている。
担当者は「同じ県内でも知らない郷土料理は多いはず。料理を作りながら、青森への理解をさらに深めてほしい」と話した。
データベースの詳細は、同省ホームページ=http://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/index.html
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