三浦哲郎を旅する。(5)「忍ぶ川」と郷里の町(一戸町) 2021年5月31日 12:06 1978年、岩瀬橋のたもとに建立された「忍ぶ川」文学碑=昨年8月、一戸町 三浦哲郎さんの芥川賞受賞作「忍ぶ川」(1960年)のラスト、郷里でささやかな結婚式を挙げた「私」と志乃は、新婚旅行で近くのK温泉へ向かう。その汽車の中で志乃は突然、「私」の実家を見つけて「あたしのうち!」と叫ぶ。その生い立ちから、家らしい家.....有料記事です。新聞購読者は無料で会員登録できます。会員登録するログイン(会員の方)サービス内容の詳細はこちら お気に入り登録 お気に入りリスト