Freeジュノハート、6月上旬から予約受付 八戸の三春屋など
青森県は27日、県産サクランボの独自品種「ジュノハート」の本年産の販売概要を発表した。八戸市の三春屋などは6月上旬から購入予約の受け付けを開始。最上位等級品の「青森ハートビート」と共に同25日ごろから販売される見込み。インターネット販売をするほか、東京、大阪の百貨店2店舗で店頭販売も予定する。
購入予約の受け付けは、三春屋と中三弘前店が6月2日、さくら野青森店が同10日。
全国各地の名産品を紹介しているインターネットサイト「dancyu・com」では既に予約を始めている。東京は伊勢丹新宿店、大阪は阪急百貨店梅田店で販売する。県は、新型コロナウイルスの影響を踏まえ、都内で行う販売促進イベントの実施は未定としている。
価格はジュノハートが15粒入り5千円、ハートビートが2粒入り1080円(共に税込み)。ジュノハートのネット販売は送料込みで5500円(同)。
県りんご果樹課によると、2021年産の収穫量は20年産の約1・1トンよりも増える見通し。収穫時期は6月24日ごろを見込む。
2年目の全国販売について、県農林水産部の近藤幹三次長は「天候も順調に推移しており、おいしい物が取れると期待している」と述べた。