Free風間浦小がフノリ採り体験学習 豊かな自然や産業学ぶ
風間浦村立風間浦小(小松章彦校長)は4月27日、同村蛇浦地区磯体験漁場でフノリ採り体験学習を行った。全校児童53人が岩場にびっしり生えたフノリを摘み取り、地元の海がもたらす地域の特産品について理解を深めた。
同校のフノリ採りは地域の豊かな自然や産業について学んでもらおうと、統合前の蛇浦小と易国間小の行事を受け継いで実施されている。
児童は青森県下北地域県民局むつ水産事務所の池田朱里(あかり)技師から、フノリが村の特産品となった経緯や生態について説明を受けた後、班ごとに岩場へ向かい、フノリを採集した。
6年の中島優月さん(11)は「昨年はコロナの影響で中止になって残念だったけど、今年はできて良かった。大好きなみそ汁に入れて食べたい」と笑顔で話した。