Freeこどもはっちに県産木材使用の遊具贈る 青銀従業員組合
青森銀行従業員組合(北川慧多執行委員長)は12日、地域の子どもたちに活用してもらおうと、八戸市の「こどもはっち」に青森県産材を使った木のぬくもりあふれる大型遊具(50万円相当)を寄贈した。
同組合が1980年から取り組んでいる奉仕活動「ありがとう運動」の一環。組合員らの善意で集まった「ありがとう募金」を活用し、これまでに県内市町村への防犯灯や学校図書の寄贈、植樹活動などの地域貢献活動を展開している。
今回の寄贈は、同組合結成55周年記念事業として実施。「地域の子どもたちに県産材に触れて健やかに育ってほしい」との思いから、八戸、むつ、青森、弘前の4市の子育て支援施設を対象に、各市の要望に応じ、弘前市の木村木品製作所(木村崇之代表)が制作した木製のオリジナル遊具をプレゼントした。
こどもはっちには、おままごとができる小さなキッチンと、木製のボールが敷き詰められたボールプールを設置。12日に八戸市庁で行われた贈呈式で小林眞市長に目録を贈呈した北川執行委員長は「小さな頃から青森県産の物に触れることで地元への愛着を持ってもらえれば」と願いを込めた。
こどもはっちを運営するNPO法人「はちのへ未来ネット」の平間恵美代表は「小さなお子さんも安全に楽しめる遊具。利用者の皆さんに本当に喜んでいただける」と感謝した。
16日には、むつ市のキッズパーク「ムチュ☆らんど」にカバをかたどった木製のベンチなど(50万円相当)を寄贈する。