Free「インター+プレイ」展 入館者3万人突破/十和田現美
十和田市のアートによる街づくりプロジェクト「アーツ・トワダ」の10周年を記念した、市現代美術館の企画展「インター+プレイ」展第1期の入館者が9日、3万人を突破した。節目の入館者となったのは、黒石市の会社員大平啓太さん(32)と妻啓子さん(30)。美術館のスタッフらがセレモニーを開き、鷲田めるろ館長が記念品を贈呈して大平さん夫妻を祝福した。
青森県内の美術館をよく巡るという2人は、今回初めて夫婦で市現代美術館を訪れた。「アートを見れば、ゆっくりとした時間を過ごせる」と語る啓太さんは、「企画展を目当てに足を運んだが、まさか節目の来館者になるとは。想像もしていなかった」と驚いた様子。妻の啓子さんは「びっくりしたが、旅行の良い思い出になった」と笑顔を見せた。
企画展は7月23日に開幕。22年5月まで3期に分けて開催する。第1期は来年8月29日までで、館内や前庭、街中にアーティスト5組の作品を展示している。 企画展の観覧料は800円(常設展とセットで1200円)、高校生以下は無料。開館時間は午前9時から午後5時まで。月曜休館。