FreeGoToイート食事券、青森県内でも販売スタート
新型コロナウイルスの影響を受けた飲食業界を支援する国の事業「Go To イート」キャンペーンで、プレミアム付き食事券の販売が1日、青森県内で一斉に始まった。八戸市の一部の販売窓口では発売開始前から行列ができる盛況ぶりで、待ちわびた市民が買い求めた。
キャンペーンでは1冊5千円相当の食事券(500円分のチケット10枚つづり)を4千円で購入可能。1人1回につき、5冊まで買うことができ、県内全40市町村のスーパーや各商工会など104カ所で取り扱っている。販売冊数は100万冊で、販売は3回に分けて実施。第2期は同12日、第3期は同20日からを予定しており、それぞれ売り切れ次第終了となる。
食事券が利用できる店舗は居酒屋やレストラン、ファストフード店など県内約1100店(1日現在)。利用可能店舗は随時受け付けており、公式ホームページに順次掲載する。
同市三日町のさくら野八戸店では、午前10時の開店前に約30人が行列を作った。販売が始まると、5冊まとめて買い求める市民の姿も多く、同市の主婦(61)は「少しでも生活の足しになればと思って購入した。年末なので家族とおいしいものを食べたい」と話した。
利用期間は来年3月31日まで。問い合わせは、Go To イートキャンペーン青森県事務局=電話017(762)0147=へ。