Free初冬の港鮮やかに 八戸・館鼻岸壁
三陸沖でサバ漁が本格化した今月中旬以降、全国の大中型巻き網船団が続々と八戸港に集結している。22日は日暮れとともに館鼻岸壁に係留された約50隻のライトが輝きを放ち、水産都市・八戸の初冬を鮮やかに彩った。
夏場から八戸を拠点に操業している関東地方などの船団に、九州の船団も合流。漁期中は約800人が市内に滞在し、飲食店などへの経済波及効果も大きい。
三陸沖のサバ漁は現在、青森・岩手県境付近の海域が中心で、数量、サイズとも上向き。九州の船主(49)は「今年も例年通りの水揚げを確保したい」と期待を寄せた。