Freeアウトドア製品開発、キャンパー集客で連携 新郷村とサンライズエンジニアリング(五戸)
新郷村と、アウトドアブランド「フェニックスライズ」を展開するサンライズエンジニアリング(五戸町、赤坂太樹社長)は31日、製品開発や村内の間木ノ平グリーンパークのキャンプ利用者の集客などに向け、連携して取り組む考えを明らかにした。
コラボレーション企画として、同社が村特産のベーコンなどの調理に適したバーベキュー鉄板の開発を進めているほか、村は12月からふるさと納税の返礼品に同社の製品を採用する。
グリーンパークは現在、事前予約制でフェニックスライズの調理器具の貸し出しを行っており、来季からは園内の施設で同社のキャンプ用品の販売を開始する予定だ。
グリーンパークを運営する、村ふるさと活性化公社によると、近年は利用客から冬期間のキャンプ場の営業を望む声が高まっている。将来的には、同社のまきストーブなどを活用し、キャンプ場の通年営業の可能性を模索する考え。
同日にグリーンパークで開いた会見で、櫻井雅洋村長は「(今回のコラボレーションを)通年でキャンプ場を利用できる取り組みにできれば」と強調した。